アンビエント照明、カラーセンサ、スペクトルセンサ、近接センサ
周囲光センサ、RGBとXYZのカラーセンサ、スペクトルセンサなど、高パフォーマンスで高感度のディスクリート/組込みのデジタルモジュールで構成された、業界で最も広範な光学センサのラインアップを揃えています。
ALS、カラーセンサ、スペクトルセンサ、近接センサのポートフォリオ
周囲光、カラー、スペクトルセンサ
当社の周囲光、カラー、スペクトルセンサは、ams OSRAMが光をインテリジェント化し、イノベーションの情熱を掻き立てる、完璧な例です。当社は、新たな市場を開く革新的なソリューションを顧客が生み出すことを可能にする、最先端の光学技術を開発します。モバイルデバイスやウェアラブルへ向け開発され数多くの成功を納めた当社のALS、カラー、スペクトルセンサは、デジタル化と省エネルギー化がこうした製品の需要を拡大する大きなトレンドの最中、多数の分野で普及しています。
複雑で大規模な数量が必要とされるこうした光学モジュールでは、ams OSRAMの持つコア・コンピタンスは業界で追従を許しません。例えばパッケージとウェハーのレベルでの光センサの統合などで、当社は非常に深い統合を実現し、パフォーマンスの強化などのメリットを推し進めます。光源、光の経路、パッケージ、ICからソフトウェアやアルゴリズムにいたる、当社の広範で詳細な技術ポートフォリオを通じて、バリューチェーンの全域にわたって差別化された製品と統合されたソリューションを実現できます。
周囲光センサ
周囲光センサ（ALS）製品は、さまざまな照明条件下で人間の目の反応に合った周囲光強度の測定値を提供します。各デバイスは、非常に暗い光から明るい日光まで、特定の動作とルクス測定の範囲を持ちます。
高感度で、広いダイナミックレンジを兼ね備えているため、これらのALS製品は暗色ガラスの後ろ側で操作するのに適しています。消費者向けエレクトロニクス機器メーカーは、ディスプレイの調光機能と輝度制御機能を搭載させることで、消費電力を削減し、バッテリーの動作時間を延長し、全体的なユーザー体験を改善できます。
カラーセンサ
カラーセンサは周囲光の強度（ルクス）と光相関色温度（CCT）の両方を出力します。カラーセンサ製品群には、正確な色測定、判定、識別のためのRGB（赤、緑、青）と高精度のXYZ光センサの両方が含まれています。XYZセンサは、CIE1931カラーマップに従ってxy色度座標を提供することができます。
カラーセンサには、不要な赤外線光を遮断するフィルターが含まれているため、高精度の測色が可能です。高感度で広いダイナミックレンジを兼ね備えているため、ディスプレイ管理システムの環境光における連続的なCCT測定、カメラアプリケーションの自動ホワイトバランス補正に適しています。一部の製品には、IR光源の識別をサポートする追加のIRチャネルがあります。
周囲光センサと近接検出
ams OSRAMは、周囲光センサ（ALS）と近接検出を1つのデバイスで組み合わせた製品群を提供しています。ALSは、さまざまな照明条件下で人間の目の反応に合った周囲光強度の測定値を提供します。
近接検出機能により、短距離および暗色ガラスの後ろ側で使用するための大きなダイナミックレンジの操作が可能になります。これらのデバイスは、携帯電話での使用を目的としており、コンピューターディスプレイやモニターでのプレゼンス検出には長距離を使用しています。
カラーセンサと近接検出
ams OSRAMが提供する、近接検出と組み合わされたカラーセンシングと周囲光センシング（ALS）センサにより、赤、緑、青、およびクリア（RGBC）または緑とクリア（ALS）の光検出と近接検出が実現されます。これらのモジュールには、近接機能用の赤外線LEDやVCSELも含まれています。
B光と近接感知機能は高感度で広いダイナミックレンジを備えているため、これらのデバイスはスマートフォン、モニター、ノートパソコン、タブレット、テレビのダークベゼルの後ろに置くことができます。
スペクトルセンシング
マルチスペクトルセンシングの製品シリーズには、可視スペクトルと近赤外スペクトルで6〜18チャネルが可能な、多種多様なスペクトル検出デバイスが含まれています。すべての製品は、フォトダイオードへ直接設置された推論フィルターを備え、正確なスペクトル特性を出力します。ほとんどの場合、効率的な外部光源操作のために光源を同期させて制御する直接LEDドライバーが搭載されています。
ams OSRAMが提供するチップスケールのスペクトルセンシングソリューションは、高度な色検出、煙の種類検知、園芸活動の最適化、認証、素材や液体の色とスペクトルの分析など、多彩な新しいアプリケーションを設計者が実装できるよう支援します。
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近接センサ
ams OSRAMの近接センサは赤外線エミッターをパルス発信させて機能します。これは赤外線ダイオード（IR-LED）または垂直面発光レーザー（VCSEL）で構成でき、対象物から反射されたエネルギーを測定します。反射されたエネルギーの量は、対象物までの距離に反比例し、対象物の大きさと反射性に比例します。狭ベゼル、またはベゼル無しのスマートフォン設計へのトレンドは、広いベゼルで赤外線インク開口を使用する従来の近接性測定システムの設計に限らず、新たな課題を生みます。ams OSRAMによって開発された技術は、OLEDディスプレイの背後で動作するように、正確な環境光、カラーおよび近接センシングソリューションを可能にします。